屋根と床はパネル工法、壁には軸組工法を採用しています。
外力に対して建物が一体となって抵抗するため、高耐久性を実現しています。
土台、柱、はりには強度の大きい構造用集成材を使うことで曲がりやねじれを防いでいます。
ガルバリウム鋼板はアルミと亜鉛の合金メッキ鋼板です。潮風に強く日射の紫外線に対して色あせしません。
アルミニウムの特質(耐食性・加工性・耐熱性・熱反射性)と、亜鉛の特質(鉄に対する犠牲防錆作用)を持ち合わせた、
非常に優秀な鋼板でトタン板の3~6倍の耐久力。無塗装の素地材での防露試験でも10年は穴が開かないと言われており、
塗装処理によってさらに長寿命となるのでほぼメンテナンスフリーです。
省エネ効果に優れ、結露を防ぎ建物の寿命を増す外断熱工法を採用。
断熱材が外壁の柱や間柱の外側で建物を覆うので、温度差が生じにくく内部結露を防ぎます。
また、構造材自体が蓄熱層となるので室内温度の安定にも役立ちます。
一般の建物で最も熱が逃げやすいのが窓です。その熱損失は建物全体からの熱損失の約4割。
この開口部に高性能な「ぺアガラス」+「防結露」を採用しています。
ペアガラスは2枚のガラスの間に空気層を設けたもので極めて優れた断熱効果を発揮。
遮音性の高いサッシで騒音が気にならないレベルも実現します。
さらに防結露枠はサッシ枠に断熱樹脂をはさみ込み熱が伝わるのをブロックし結露を防ぎます。
「防結露枠」・標準枠とドライ枠の結露比較(左下写真)
条件=室内温度23℃、室外温度-5℃、室内湿度50℃
※写真は上記の条件下での実験結果であり、すべての状況下で結露を防ぐ事を示すものではありません